<著作(文と絵)>関西極楽さぬきうどん前編

関西極楽さぬきうどん1

『関西極楽さぬきうどん前編 ちく玉天ぶっかけなんたることだ』
(著・浦谷さおり 案内人・別府護、西日本出版社、A5判変型並製)です。

 

さぬきうどんマニアで京都大学准教授の別府護さんを案内人に迎えた、
関西のさぬきうどん店のガイドブック第1弾です。

かなりの数のうどん屋さんを食べ歩き、文章とイラストを書きました。
デザインはやっていません^^;;

 

関西極楽さぬきうどん前編カバー&オビ

関西極楽さぬきうどん前編カバー裏

オビを見てください、なんと麺通団に入団できました!(笑)

田尾団長の書籍でイラストを何度か描かせていただいていたので
麺通団の面々にお会いしたことはありましたが、
うどん実績のない私が入団できたのも、
ひとえに京都支部長の別府さんと西日本出版社のおかげです。

って、何の活動もしてませんけどね…(笑)

 

ちなみに田尾団長の本では、あるとき、香川のうどん屋さんの平面図をいくつも描きました。
(麺通団3です)

店のテーブルと椅子の数や、卓上に並ぶしょうゆ差しの形状、植木の種類まで調べましたが
そこまでマニアックにやれとは誰にも依頼されていませんでした。

取材と称して熱心に椅子の数を数える私を見て、
たぶん、お店の人は気味悪かったのではないかと…

 

関西極楽さぬきうどん前編登場人物

全然違う話をしてしまいました。

本題にもどる。

この本では、別府さんを中心に、関西でうどんマニアと呼ばれている方々と
「いま気になる」さぬきうどん屋をめぐり、あーだこーだと与太話をしながら紹介していきます。

主な登場人物は上記の6名(別府さん、たけちゃん、雀さん、じょーさん、谷口夫妻)+私です。

ここに各うどん屋の大将たちも加わって(みんな大抵知り合いなので)、
セリフの掛け合い形式で話が進んでいきます。

関西極楽さぬきうどん前編マップ

前編は大阪、兵庫、京都の主に都市部のうどん屋さんを掲載しています。

この路線図も手描きですよ。データで作ればよかったんじゃないだろうか。

 

関西極楽さぬきうどん前編本文

関西ではここ「釜たけうどん」のたけちゃんが中心となって、
うどん屋さんたちの輪が広がっていったのです。

同じ業種の大将たちが夜な夜な集まってうどんについて熱く語り合うなんて、
不思議な光景だと思いませんか?

うどんの新年会なんて、いまでは200名以上のうどん関係者が集まって
毎年盛大に開かれているのです。メディアの方々もたくさん参加されます。

 

関西極楽さぬきうどん前編食べ方講座

有名店、梅田はがくれの大将によるうどんの食べ方講座。

 

本気でおいしい店ばかりラインナップされているので、取材は楽しかったです。
でも、1日5〜6件まわるのが「うどん素人」の私にはきつかった。
うどんマニアのみなさんはうどん屋とうどん屋の間に
「休憩」とか言ってラーメン食べたりパフェ食べたりするんですがね…

 

この本は2006年発行ですが、掲載されているうどん屋さんたちは
今でも行列ができる店がたくさんあります。
実力があるお店ばかりなので当然といえば当然ですが、それでもやっぱりうれしいです^^

 

関西極楽さぬきうどん前編別府度チェック

本を読んでいただくとおわかりかと思いますが、
別府さんはとても変わった人です。ものすごく変な人です。
うどんが好きすぎて、オモシロ逸話が山ほどあります。

うどん屋さんを紹介しているのか、別府さんの変なところを紹介しているのか、
途中でよくわからなくなるくらいです。

そんなわけで、さぬきうどんマニア度をはかる「別府度チェック」のページを作りました。

「まだまだべっぷー」「ちょいべっぷー」「かなりべっぷー」「ほぼべっぷー」と
4段階ありますが、「かなりべっぷー」「ほぼべっぷー」クラスになると
ずいぶん日常生活に支障をきたします。

 

関西極楽さぬきうどん前編広告

巻末の広告も手描きですよー

 

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